炭、モーター、紐、コンクリート、金属、羽、サイズ可変

床に撒かれた炭の粉塵の上に描かれたジグザグのラインは、東西ベルリンの壁の境界線である。小さなモーターで回転する羽が、その境界線を越えて炭の粉塵を掃きとってゆく。それによって現れる円環は、ベルリンの市街電車の路線と重なる。環状線である市街電車は、1961年から1989年の間も東西の国境をまたいで、運行されていた。

展示: Waitingroom, 東京 (JP)
炭、モーター、紐、コンクリート、金属、羽、サイズ可変
床に撒かれた炭の粉塵の上に描かれたジグザグのラインは、東西ベルリンの壁の境界線である。小さなモーターで回転する羽が、その境界線を越えて炭の粉塵を掃きとってゆく。それによって現れる円環は、ベルリンの市街電車の路線と重なる。環状線である市街電車は、1961年から1989年の間も東西の国境をまたいで、運行されていた。
展示: Waitingroom, 東京 (JP)